また風邪をひき、いつもの病院にお世話になってきました(前回はこちら)。
今回は病院と薬局がネット上で連携可能となっていて、処方箋が電子送信されるという衝撃の事実が・・・。
診察室に入ると、前回は無かったパソコンが置いてあります。
パソコンを目の前にした診察は初めてなので、今回の症状や、既往歴、薬のアレルギーなどの情報を検査技師の方が情報をインプットしていきます。
その中で、前回は無かった以下の質問がありました:
検査技師: 「どこの薬局がいいですか?」
私: 「いつもは、この近くのCVS Pharmacyに寄ります」
検査技師: 「Highway xxxの向こう側のですね。その薬局に処方箋を電子送信します。」
私: 「処方箋を電子送信するという意味ですか?」
検査技師: 「そうです。病院全体としてペーパーレス化に取り組んでいるんです。」
この後、連鎖球菌の簡易検査とドクターの診察が、前回と同様にありました。
受付に戻ると、前回とは異なり、処方箋の紙は渡されず、「薬局で直接薬をもらってください」とのこと。
CVS Pharmacyへ行ってみると、前回の流れとしては「処方箋受付→待ち時間→薬を受け取る」という手順でしたが、今回は薬局の受付なしで「薬を受け取る」だけでした。
衝撃を受けた事柄は・・・:
(1) 処方箋を電子送信するって、単に病院内の自前の薬局に送るんじゃないこと。CVS Pharmacyって、日本で言えばマツキヨのようなドラッグ・ストア・チェーンで、病院から見れば赤の他人の薬局ですからね。
(2) 処方箋が電子送信されるので、患者が薬局に到着するころには薬剤の準備が終わってること。
(3) 患者としてはあまり関係ありませんが、病院のペーパーレス化が進んでること。つまるところコスト削減ですよね(例:紙の処方箋をプリンターで打ち出す費用、紙のカルテ等を保管する手間、既存の患者が再来院したときに保管されているカルテを探し出す手間等)
日本でのIT活用は、病院間または病院と診療所をつないで遠隔医療や医療連携するような話はよく聞きます。
しかし、さらに活用の範囲を病院の外まで広げると、こんなメリットがあるんですね。
【診察室のパソコン】

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