2013/06/02

テキサスのアンモナイト

化石学会の方とお友達になり、先日、化石掘りのフィールド・トリップに行ってきました。
ターゲットは、なんと『アンモナイト』です。

午前中は、私有地の牧場の中でした。
もちろん、事前に化石学会の方が牧場主の許可を得てますので、不法侵入ではありません。
牧場の入口から10分くらい入ったところに小さな川があり、この川原が目的地です。
この川原は化石採集では手つかずの場所ということで、文字どおりアンモナイトがゴロゴロしていました。
川原の石の中にアンモナイトが埋れていて、それを拾う感じでの採集でした。
川原にあるものなので、川の流れで表面がかなり滑らかになっていました。


午後は別の場所に移動です。
こちらも川原ですが、午前中と異なり、今度は固い岩盤(地層?)です。
ここでは、金槌とタガネ(私と妻はプラス・ドライバーで代用)を使って、岩の表面を薄く剥がす方法で、アンモナイトを採集します。
最初は不発が続きました(見つかっても破片くらいでした)。
1時間くらいしたところで、岩の層を剥がしたところ、アンモナイトのゴツゴツした殻の一部が姿を現しました!
その後、丁重に周りの部分を剥がし、上半分が姿を現したのが、以下の写真です。


こんなアンモナイトを採集できるなんて、宝探しで目的の宝を探し当てた感じの感動です。
きっとアンモナイトの声が聞こえたんですね(→以前のLadoniaでの化石掘り参照)。

化石学会の方のアドバイスで、アンモナイトの下の岩の層も含めて剥がして、家に持ち帰ることになりました。

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